映画の妖精 フィルとムー

Fill and Moo

秦 俊子

toshiko hata

上映時間 :8min

制作年 : 2017

NPO法人 World Theater Project



(c)World Theater Project

廃墟でひとりぼっちで暮らしているフィル。その表情はどこか寂しげである。
そんなフィルの前に突然映写機が現れ、カタカタと鳴るフィルムロールの音とともに古いフィルム映像が映し出される。突如現れたムーによってスクリーンのなかに誘われるフィル。フィルとムーの旅が始まる。
世界の子どもたちのためにつくられた短編クレイアニメーション。

予告編


解説

経済的、地域的に映画を観られる環境にいない世界中の子ども達のために作られた作品。これが初めての映画体験となるかもしれないたくさんの子ども達が観ることになる本作は、映画の魅力そのものが伝わる作品になっています。

映画の中で冒険する楽しさ、観終わった後の喪失感、そして希望。映画が終わればいつもと変わらない日常に戻るけれど、自分の中で何かが少しだけ変わっているあの感覚。映画の父・リュミエール兄弟の『ラ・シヲタ駅への列車の到着』や『ローマの休日』など、過去の名作のオマージュが散りばめられ、大人たちも楽しめる作品になっています。
「映画にはいつか人間を戦争から救う、人間を平和に導く美しさと力がある」とおっしゃっていた故・黒澤明監督。映画の妖精フィルには、その言葉を体現するような秘密の力があります。何にでも変身できるムーのモチーフは夢の種。「映画は夢の種まき」というWorld Theater Projectのビジョンを表した作品にもなっています。

監督の経歴

1985年 福岡県生まれ。
2009年 東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業。
2011年 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。
フリーランスでアニメーション制作、イラスト制作をしています。

■アニメーション作品
2017年 「映画の妖精 フィルとムー」
2017年 「パカリアン」
2013年 「メロディ・オブ・ファンハウス」
2011年 「さまよう心臓」
2010年 「安息の場所」
2009年 「Bloom」
2008年 「水妖 -SUIYOU-」
2008年 「ある日常の記憶」

スタッフ一覧

声の出演:斎藤工/板谷由夏
監督/脚本/編集:秦俊子
企画/ストーリー原案/脚本:齊藤工
企画/脚本/プロデューサー:教来石小織
プロデューサー:遠藤裕
アシスタントプロデューサー:横山日登美
制作プロデューサー:高橋悠平
キャラクターデザイン/宮崎あぐり
音楽:根木マリサ、音響:滝野ますみ、ミキサー:宇津木鉱一、MA技師:曽田玲衣奈、レコーディングエンジニア:沼田彰彦/齋藤愛子
撮影・照明・カラリスト:手嶋悠貴、撮影・照明:山本大輔、
撮影:高橋弘、照明:石金真人
造形:宮島由布子、池田恵二、三谷瞳、村田珠美、造形・アニメ―ト・デジタルワークス:阿部靖子、造形・デジタルワークス:面高さやか、造形・アニメ―ト:近藤翔、デジタルワークス:森下裕介、中村匠吾、山田優子、そんよんそん
2Dワークス:佐藤美代、撮影用特機:川村徹雄、タイトルデザイン:武藤弘明、ビデオコンテ協力:こがやったけ
撮影スタジオ:ヒロアニメーションスタンド、ポストプロダクションスタジオ:Tripod Ltd,Liability Co.
制作/アングル合同会社
協力/WOWOW「映画工房」、cinema bird
製作/ NPO法人 World Theater Project