23:60

東海林 毅

TSUYOSHI SHOJI

上映時間:20.00min

制作年:2007




部屋に引きこもり、ネットゲームの仮想世界に没頭する青年“Qwer”はある日、 所有者を失い廃墟となったエリアで“Ame”という名のアバターと出会う。 そのエリアの所有者が現実世界(リアル)で自殺した、と嬉々として云うAme。 遺書/遺品となったエリアを散策する2人の静かな夜が始まる。
ネットゲームの世界を舞台にしたチャットログによる会話劇。アバターを介したコミュニケーションがもたらす希薄な肉体感覚、バーチャルな世界の中であるがゆえに際立つ人間の存在と距離感をほぼ全編ゲーム画面で描く意欲作。20代の終わりに実際にネトゲ廃人だったという監督の集大成。



監督のコメント

小学生のころ顕微鏡観察に熱中していた時期がありました。田んぼやドブの水を掬っては、レンズ越しに蠢く小さく奇妙な生き物たちに心を奪われる日々。そんなある日、クラスの友人が「うなぎが美味しかった」と言ったので、僕はウキウキしながら、うなぎが泥の中でどういった微生物を食べているのか、絵に描いて丁寧に彼に説明してあげました。僕が描いたキュートなワムシやツリガネムシの絵を見た彼は、気味悪がって怒ってしまい、以来あまり遊んでくれなくなりました。あなたはどうでしょう?
僕の描いた絵を見て怒るでしょうか?楽しんでもらえたら嬉しいのですが。

監督の経歴

武蔵野美術大学映像学科在学中から映像作家活動を開始し1995年、第4回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭コンペ部門にて審査員特別賞を受賞。「劇場版 喧嘩番長」シリーズや「お姉チャンバラ Vortex」などの商業作品を監督する一方、VFXアーティストとしても幅広く活動しNHK BSPの科学史ドキュメンタリー番組「フランケンシュタインの誘惑」では3年以上にわたり演出やVFXを務めた。
近年、表現の幅を広げるために自主映画にも力を入れ、作品を精力的に発表中。

スタッフ一覧

出演者
出演者1:井口龍太(声)




    
    
    

脚本・監督・アニメーション制作:東海林毅
音楽:クリストフ シャルル
撮影監督:長野泰隆(J.S.C.)
美術:井上心平


東海林 毅監督の作品一覧

受賞 作品名 監督名 上映時間 制作年 字幕 予告編 備考
FIDFF2019 招待作品 23:60 東海林 毅 20min 2007      
FIDFF2019 招待作品 ピンぼけシティライツ 東海林 毅 18min 2016    
FIDFF2018 技術賞 老ナルキソス 東海林 毅 21.30min 2017    
FIDFF2019 招待作品 ホモソーシャルダンス 東海林 毅 11min 2019