製作データ 2019年/日本/35.53min
監督 にいやなおゆき(NIIYA NAOYUKI)
出演 加藤賢崇、齊藤ナスカ、塩塚和代、宇賀神明広、にいやなおゆき、仁科貴
スタッフ 脚本:にいやなおゆき
原作:にいやなおゆき
プロデューサー:にいやなおゆき
撮影:にいやなおゆき
録音:光地拓郎
作曲:よだまりえ 長嶌寛幸  山口博雅
編集:にいやなおゆき
乙姫二万年

あらすじ

変な住人ばかりが住んでいるおんぼろアパート。二万年後からやって来たという女が主人公の部屋に居候を始める。ダンボールの中で生活する男の子。未来の怪獣映画を見にやって来るオタクの宇宙人たち。死んだはずのヤクザとカッパの戦い。猫の首が大空を舞い、墓石が歩き出す。
不思議な出来事が次々と起こり、アパートは二万年後にタイムスリップする。ついに現れる、新たな生命「乙姫」とはなにものか?

監督プロフィール

1963年岡山生まれ。大阪デザイナー専門学校アニメーション科卒。
アニメーション作品に『納涼アニメ電球烏賊祭』(93)、紙芝居アニメ『人喰山』(09)など。
特撮、特殊美術担当作品に、高橋洋監督『ソドムの市』(04)、沖島勳監督『WHO IS THAT MAN!?あの男は誰だ!?』(13)、NHKBSドラマ『小暮写真館』、私立恵比寿中学『未確認中学生X』、関根勤監督『騒音』(15)、井川耕一郎監督『色道四十八手 たからぶね』(14)など。
武蔵野美術大学映像学科非常勤講師、映画美学校講師。

監督コメント

模型、写真、絵、特撮、日記映画を混ぜ合わせて作られた「玩具特撮映画」。片目で見ると立体感が増す2.5Dアニメーション。
舞台は作者が住むアパートであり、十年間に渡って撮影された日常の風景や出来事、作者が見た夢などを再構成して制作されている極私的ドキュメンタリー作品でもある。