製作データ | 2018年/日本/88.15min |
---|---|
監督 | 若葉竜也(WAKABA Ryuya) |
出演 | 桑原広行、伊藤竜翼、大友律、樋井明日香、大渡佑紀、安藤輪子、斎藤千晃、小倉功 |
スタッフ |
監督補:吉川大樹 制作主任:朝隈麟太郎 脚本:若葉竜也、薬丸翔 エグゼクティブプロデューサー:新田秀人 撮影:神保翔平 録音:鈴木昭彦 音楽:森優太 |
あらすじ
劇団の公演を2週間後に控えた売れない俳優の土田は脚本家の西園と衝突してしまい、西園は台本の結末を完成させる前に公演から降りてしまう。 土田自ら脚本の結末を書くことになったのだが・・・ バイト、劇団、理想、現実、 それぞれが生活に逼迫していく中、 舞台の本番は一週間に迫っていた。
監督プロフィール
1990年、大衆演劇若葉劇団にて1歳3ヶ月で初舞台を踏む。
2016年、映画『葛城事件』で第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。
2018年、 自身の監督作、映画『蝉時雨』で門真国際映画祭2018、最優秀作品賞を受賞。
監督コメント
未来や今を美しく夢いっぱいに描く事は自分にはできない。 ミニマムな人間関係を近視眼的に描く事で現実を浮き彫りにできたら。 身悶える程の現実を突きつけられた人間は泣き叫ぶ事も出来ない。泣き叫ぶ余裕すらない。 ただ、目の前には「現実」という殺風景。 夢じゃ腹は膨れない。 気合いだけじゃ、乗り切れない。 「生活」という、無間地獄 でも、全て捨てるほどの勇気もない。 そんな凡人達の、一縷の希望を見つけ方。