製作データ | 2022年/日本/13.00min |
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監督 | はるおさき |
出演 | |
スタッフ |
あらすじ
家族を亡くし、死を受け入れられない少年と、火葬場でたった一人死と向き合い続けている老人が出会う。
川が流れる火葬場で、少年と老人はお互いの境遇を重ね合わせていき、死という事実に向き合い始める。
少年が初めて死と向き合うとき、凪いでいた川が流れ始める。
監督プロフィール
武蔵野美術大学 映像学部卒業予定
東京藝術大学大学院アニメーション専攻に進学
監督コメント
誰かの死と直面した時、亡くなった人の過去や未来に想いを馳せてしまい、その人が死んでしまった現実を受け止めるには時間がかかります。
現実に目を背けてしまうことは、死を目の前にしたときだけではなく、普段生活している私たちにも訪れることだと思います。
そこで過去の後悔や未来の憧れに縛られ過ぎてしまうことは、現実に目を向けていないことと同じであると考えました。
今作では限られた時間の中で、主人公がどのように本心と現実に向き合うかをアニメーションで物語っていきたいと思い制作しました。