製作データ | 2021年/日本/22.55min |
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監督 | 廣田耕平 |
出演 |
岡崎 森馬 村松 和輝、朴 聖賢、Benjamin Minami、中井 健勇、Faye Butler |
スタッフ |
監督:廣田耕平 演出/VFX:阿部大輝 プロデューサー:石垣徳義 照明:木村 直哲 録音:内藤 悟 整音:西田 康佑 美術:山崎 華歩 アクション:登坂義之 製作:空心彩 |
あらすじ
勤めていたデザイン会社を辞め、コンビニのアルバイトをしている生田まひろは行き詰っていた。
仕事を教えたばかりのペルー人はすぐ辞め、今度は韓国人が新たに入る。
YouTuberの店長は動画の編集でサボってばかり。
周囲のスピードについて行けず置いて行かれるむなしい日々。そんなある日、店が強盗に襲われ…。
都市の中で自分の答えを見つけ出そうとする若者の物語。
監督プロフィール
廣田 耕平
1992年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。
在学中、脚本・監督した自主映画「さえずり」がFOXムービープレミアム短編映画祭にて優秀賞を受賞。
卒業後は、CM・MV 、ドラマや映画など数多くの現場で演出部・制作部を経験する。
2018 年から映像制作会社に勤務し、ディレクターを担当。
2020 年以降は自ら撮影・編集も行うフリーのディレクターとして活動中。
映像制作チーム 空心彩 所属。
監督コメント
監督自身が生まれ育ったこの東京は常に「変化」していく街だと感じていました。
入っては出ていく人の流動性や、周りが伸び進むスピード感に圧倒されながら、自分のペースを守るために、ここで生きていく答えを求める、または求めようとする若者の物語を描きたいと思い、制作致しました。
2020年の冬に制作していたため、制作段階の感染拡大を注意することはもちろん、作中での「コロナ禍」の表現について悩みました。
スタッフと相談した結果、演技の中でもマスクをつけるという演出で「今」を捉えた時代性のある表現を追究しました。