製作データ | 2019年/日本、テレビ信州制作/46.00 min |
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ディレクター | 高柳峻(テレビ信州) |
出演 | |
スタッフ |
プロデューサー/三石剛史(テレビ信州) 撮影/中村憲一(テレビ信州エンタープライズ) 音効・MA/田畑孝幸(テレビ信州エンタープライズ) ナレーター/田中泯 |
あらすじ
日本の宇宙研究をリードしてきた国立天文台・野辺山宇宙電波観測所が財政難で閉鎖の危機に陥っている。奮闘する天文学者を1年間追ったドキュメンタリー番組。
「人類史上初めてブラックホールを撮影」、「はやぶさ2着陸成功」―
今年、日本の宇宙研究が世界で輝かしい功績を残した。しかし、その裏側で宇宙研究の土台が崩れ始めている。「利益になること」「役に立つこと」を重視する国の政策は、日本を支える基礎研究の現場を逼迫させた。
野辺山観測所もその一つである。財政難で苦境に立たされた観測所は打開策を模索する。
そんな折、不穏なニュースが入った。
「研究資金を確保するために国立天文台が軍事研究を検討する」というのだ。
科学の平和利用を推進してきた観測所に動揺が広がったー。
受賞歴
・第57回(2019年度)ギャラクシー賞【テレビ部門】大賞作品
・2020年日本民間放送連盟賞 テレビ教養部門 優秀賞
・2020年度科学放送高柳賞 最優秀賞
・第62回(2021年度)科学技術映像祭 部門優秀賞