渡り鳥も聴こえる
2025/日本/82:28/ドラマ
白い息、軋む床板、薪ストーブの炎。
確かな技術で丁寧に描かれるのは、雪の集落での暮らしぶりと、再びつながろうとする物語。秘密の痛みが明かされる時、静かな感動が満ちてゆく…俳優の見事な演技にも注目!
あらすじ
――あなたの罪滅ぼしは、僕にとっての優しさだった。
タクシーの乗り逃げという前科を抱える小山誠太(一ノ瀬竜)は、東京で細々と生活していた。ある日、ふと思い出された雪景色の記憶を頼りに福井県池田町に移り住む。単身で越してきた誠太を不審がる町民が多いなか、近所の青年・清水美雪(竹内啓)はやたらと世話を焼いてくる。美雪が誠太を気にかけるのにはある理由があった。弱さを抱えたまま生きるものたちの、ほのかな連帯と再生の物語。
監督 寺尾 都麦 / TERAO TSUMUGI
2000年生まれ、北海道別海町出身。
大学在学中に独学で映画製作を始め、長編映画『キャンバス』(2023年)を製作。
2023年3月、クリエイティブチーム「春瑠-hallu-」を結成し、会社員をしながら映像制作に取り組む。
2023年には短編映画『風光る』、MV『二十一世紀少年』を脚本、監督。2023年から長編映画『渡り鳥も聴こえる』を制作開始、2025年完成。
本作は現代において一瞬で拡散し、一瞬で忘却される無数の出来事のうちの一つを掬い取り、社会から忘れられてもなお、それに縛られ続ける当事者へのケアを描こうと試みた作品です。福井県池田町を舞台としており、主人公の暮らす古民家に製作陣も長期滞在しながら制作・撮影を行うことで、暮らしの実感に基づいた作品を目指しました。
予告編
キャスト
俳優賞ノミネート
一ノ瀬 竜
1997年生まれ、神奈川県出身。株式会社METEORA所属。
2017年、第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで過去最多応募者の中からファイナリストに選出されたことがきっかけでデビュー。映画、TVドラマ、舞台で活躍中。2026年公開の『インコンプリート・チェアーズ』(26年/宇賀那健一監督)では、冷酷非道なシリアルキラーを狂演し話題を呼んだ。そのほか、主な出演作には、『ゴーストキラー』(25年/園村健介監督)、『津田寛治に撮休はない』(26年/萱野孝幸監督)、『遺愛』(26年/酒井善三監督)。ほか GORE GORE GIRLS 『役に立たない言葉が欲しい』(作・演出:西山雅之)、Netflixシリーズ『イクサガミ』、テレビ東京『キンパとおにぎり』など。
俳優賞ノミネート
竹内 啓
1995年生まれ、石川県出身。 透明度の高い存在感と鋭い眼差しで、一度見たら忘れられない印象を残し、多くの若手クリエイターから支持を得る。主な出演作は映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』(26年/⽥⼝トモロヲ監督)、『にびさびの巣』(22年/岡⽥深監督/主演)、『くまをまつ』(24年/滝野弘仁監督)、『明日を夜に捨てて』(24年/張蘇銘監督)、フジテレビ「kiDnap GAME」、テレビ朝⽇『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』、FANY:D『君とその人の間』(主演)、舞台『プリズムの窓』(脚本・演出:⽥島聖也)、なかないで、毒きのこちゃん企画公演『もう⼆度と⾔えなくなるねおやすみと』など。
| 三上 光代 | 大西 順二 | |
| 井上 雄太 | 清水 陽介 | |
| 川岸 宜弘 | 山田 昭二 |
スタッフ
| 企画・監督・脚本 | 寺尾 都麦 |
| 撮影・編集 | 岩佐 悠生 |
| 音楽 | 松吉 菜々子 |
| 照明 | 葉山 いろは |
| 撮影助手 | 髙井 進太郎、中山 瑛也 |
| 照明助手 | 笹木 偉琉 |
| 録音 | 喜屋武 正樹 |
| 録音助手 | 北川 侑可 |
| ミキサー | 東舘 康夫 |
| カラーグレーディング | 長沼 勝大 |
| ヘアメイク | 岩渕 そよか、武井 千乃、今野 ナツキ |
| プロデューサー | 一條 李花子 |
| アシスタントプロデューサー | 河合 萌恵子 |
| コミュニティコーディネーター | 中島 初穂 |
| 制作 | 松谷 来美 |
| 宣伝デザイン | May Adachi |
| 製作 | クリエイティブチーム春瑠-hallu- |
上映履歴・受賞履歴
| Japan Film Festival Los Angeles 2026 / ロサンゼルス日本映画祭 公式選出 |
| 福岡インディペンデント映画祭 長編作品賞・俳優賞 Wノミネート |
| 第29回うえだ城下町映画祭自主映画コンテスト ノミネート |
| おおぶ映画祭2026「映画の可能性」部門 選出 |
| 澁谷インディペンデント・フィルム・フェスティバル2026 優秀作品選出 |
| 第24回中之島映画祭 優秀作品賞 |








