おっさんずぶるーす - 福岡インディペンデント映画祭(FIDFF)

製作データ	2020年／日本／122.46min
監督	前田直樹(MAEDA Naoki) 真田幹也(SANADA Mikiya) 荒木憲司(ARAKI Kenji) 西村大樹(NISHIMURA Taiki) 越坂康史(KOSHIZAKA Yasushi) 中村公彦(NAKAMURA Kimihiko) 細野辰興(HOSONO Tatsuoki)
出演	藤井太一仁科貴江島卓泊帝高橋信二朗林和哉大塚祐也田中要次
スタッフ	脚本：難波望,真田幹也,荒木憲司,西村大樹,高橋祐太,越坂康史,中村公彦,細野辰興,齋藤萌プロデューサー：中村公彦撮影：長谷部久和,嶋根義明,吉田良介,吉田康弘,笠原晋,宮永昭典,道川昭如録音：高沢幸児,日高成幸,竹内勝一郎,北村純一,春本一大音楽：長谷川哲史,巡~MeguRee,MeiM,豪起,ひと：みちゃん,石川コボ,ハナブサユウ from KawausoRider,イイジマケン,籔中博章音楽プロデューサー：堀正明助監督：佐藤光,阪根克哉,福島隆弘,加藤秀麻,長谷知幸,岩谷文雄

あらすじ

会社でも家庭でも窓際族の坂上繁。会社をリストラされ、「おっさんレンタル」業を始めるが、戸惑いの連続で・・・。

50歳を過ぎても夢を追っている、売れない舞台役者の風祭豊。人生の一発逆転を狙った一人芝居で、まさかの台詞を忘れてしまう。

特撮やアニメなど、昔は少年・少女のものだったものに興じる50歳の大人など今や珍しくない時代になった。それが地球外知的生命体が仕掛けた実験だったとしたら・・・。

純文学の作家・石野は出版不況により仕事が激減。支えてくれていた妻は別居を申し出た。担当の編集者・芦塚は彼にライトノベルへの転向を勧める。

事故で死んでしまった部長。目覚めたら会社の女子トイレの便座になっていた。女子社員に座られることに変態的な喜びを感じるが…。

妻と別居して淡々とした毎日を過ごしていた八神。ある日、自宅の庭でたまたまカリスマミュージシャンが命を落としたことから、ファンたちとの交流が始まる。

二人の中間管理職の男女が、会社が「年齢ではなく『おじさん』に該当する人の退職を促している」という噂を耳にする。

2020.11

湯布院映画祭

「日本映画、おっさんがメインの作品がもっとあってもいいんじゃない？」そう考えた7人のおっさん監督が、それぞれおっさん俳優を主演に据えて短編映画を撮りました。おっさん監督が贈る、おっさんへの応援歌。

男性には共感を、女性には様々な角度からおっさんたちを愛でて貰えるような、そして少しだけ人生について考えさせられるような大人のエンターテイメント短編集です。

前田直樹
英国滞在時に監督した短編映画『Needlewood Antiques』をきっかけに商業監督デビュー。日本語＆英語のバイリンガルディレクターとして、TV番組、CM、企業VP、MVなど幅広い分野で活動。

真田幹也
演出家・蜷川幸雄氏の元で修行を積み、06年文化庁「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に選出され、『Life Cycles』を監督。駐車禁止違反制度をモチーフにした長編作品『ミドリムシの夢』が2019年公開。

荒木憲司
2005年『妄想少女』で劇場映画監督デビュー。昭和でアナログ的な作品を得意とする。最近作に『炎の天狐トチオンガーセブン』TVドラマ版、『行け！あひるお姉さん』『私だってするんです』など。

西村大樹
東映動画演出研修生としてアニメ業界入り。テレビアニメ『アークザラッド』にて演出デビュー。その後『ガンダムSEED DESTINY』『NARUTO』『BORUTO』など100本以上のアニメの演出・監督を担当。

越坂康史
東映系の映像プロダクションに入社。その後フリーとなり自身の会社を立ち上げ、監督・プロデューサーとして数多くの作品を生み出している。最近作に『ストレンジデイズ』『プラネット・オブ・アメーバ』など。

中村公彦
主に「サーモン鮭山」名義で映画・Vシネマに多数出演。その後監督・脚本業に比重を移す。最近作に『101回目のベッド・イン』『スモーキング・エイリアンズ』『私だってするんです』（脚本）など。

細野辰興
今村プロダクション、ディレクターズ・カンパニーで助監督時代を過ごした後監督デビュー。ジャンルに捉われず社会性のある骨太なエンターテイメント作品を発表。代表作『シャブ極道』『竜二Forever』『燃ゆるとき』など。