河童になる
2024/日本/26.43min
コロナ禍の失敗から心機一転、役者になる決意をした主人公。
という面白すぎる設定にワクワク。
個性豊かな俳優2人の演技に笑い、癒やされ、タイトルとは裏腹に、鑑賞後も余韻が残る山科監督の視点が冴える作品。
あらすじ
コロナがきっかけでバーの経営が立ち行かなくなった篠崎は、実家で母親の由紀子と2人暮らし。
心機一転しようと役者を目指し始めた頃、かつてのバーのスタッフであったタネと出逢い…
監督 山科 晃一 / KOICHI YAMASHINA
1991年兵庫県神戸市生まれ。
テレビ局勤務後、2019年東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻修了。
映像制作会社、広告制作会社を経て映像/広告のディレクション及びシナリオを担当。
映画監督・脚本家・小説家・アーティストとして活動中。
職業は、社会に理解してもらうための一つの記号に過ぎませんが、それを失った瞬間「何者か」ということを問われ続けることになります。バーのマスターという記号を失った篠崎が辿り着いた一つの決意を描きます。
予告編
キャスト
クニミノブヒコ(俳優賞ノミネート) |
クニミノブヒコ
見た目とキャラクターを活かしたコミカルなお芝居を得意とする他、愛嬌と哀愁を兼ね備えたリアルな演技、狂気を孕んだシリアスな演技を評価されることもある。話を聴くことが好きで、良い所を見つけることが得意。現場やオーディション、WSで出会った素敵な俳優さん、スタッフさんと一緒に作品を作りたいという思いから、監督業も始めた。
短編映画『Pasiri』、『Diversity Protopia』を監督。
福井駅前短編映画祭2024では、山科晃一監督『河童になる』でベストアクター賞を受賞。
スタッフ
上映履歴・受賞履歴
福井駅前映画祭2024 観客賞・ベストアクターズ賞・優秀賞 |