ITAKO - 依代 -
2026/日本/25:38/ドラマ
フィリピンという異国の地をロングショットで静かに捉えながら、会話の応酬から物語が生き生きと立ち上がり自分の気持ちを確かめるための旅情へと誘われる。ニューシネマの雰囲気が醸し出された快作。
あらすじ
意識を失った少女・さつき。娘を救うため、母親が訪ねたのは盲目のイタコ・志村だった。
少女の魂に触れるべく、志村は生と死の境界に広がる精神世界へと足を踏み入れる。
そこで待ち受けていたのは、「死こそが苦しみからの解放」だと信じる死者・源治。
少女の絶望に触れるほど、志村自身もまた、かつて救えなかった妻への罪悪感と向き合うことになる。
生へと導こうとする者と、死による救済を説く者。
二つの信念が激しく衝突する中、少女自身の願いは置き去りにされていく。
果たして、人を救うとはどういうことなのか。
生と死、罪と救済の狭間で、人間の心の深淵を描く物語。
監督 Un récit
佐藤 大地|映画監督・フラワーデザイナー
福岡県を拠点に活動する映画監督・フラワーデザイナー。広告映像・企業PR・ブランディング映像など、数々の映像制作やディレクションを手がける。また、フラワーデザイナーとして植物を用いた空間演出やインスタレーション制作にも従事。映像と空間美術を軸とした表現活動を展開している。
人間の内面に潜む矛盾や抑圧、現実と非現実の境界を題材とした作品を制作。
近年の作品に初監督の短編作品『50の贈り物』(第3回唐津演屋祭・唐津ショートフィルム部門にてノミネート)や2作目の『MIRROR』(Youtubeにて公開中)などがある。
2026年、今作『ITAKO — 依代 —』がFukuoka Short Film Award 2026にて優秀賞を受賞。
生と死、その境界で人は何を救いとするのか。
人は誰もが被害者であり、同時に誰かの加害者にもなり得る。
善意さえも、時に他者を傷つける。
本作では、苦しみの先に安易な希望や救済を用意することを避けました。
現実には、すべてが報われる結末など存在しないからです。
観る者にとって心地よい結末ではなく、人間の矛盾や残酷さ、そして生きることの意味を改めて問いかける作品になればと思い制作しました。
予告編
キャスト
| 出演者1:江下 立 | 出演者2:楓山 めい |
| 出演者3:吉村 志保 | 出演者4:波呂 咲弥 |
| 出演者5:春夏 | 出演者6:TSUBASA |
| 出演者7:KOTO | 出演者8:江藤 杏 |
| 出演者9:奥田 幸治 |
スタッフ
| 監督・脚本・編集・美術監督 | 佐藤 大地 | ||
| 撮影・カラーグレーディング | 池田 圭吾 | ||
| 照明 | 和田 一将 | ||
| 照明助手 | 平江 広大、宮本 敦也 | ||
| 録音・整音・MA | ヨカサウンド(栗山 洋介、小川 鈴華) | ||
| ヘアメイク | 美朝、釜瀬 宏美、児玉 望愛 | ||
| スタイリスト | 中村 まり(mariage closet himithu) | ||
| 花・美術サポート | 三浦 芽ぐみ、佐藤 梨早 | ||
| スクリプター・制作助手・美術サポート | 岡田 雄司 | ||
| 監督助手 | 國松 康宏、笠井 美里 | ||
| 制作助手 | 久野 龍馬 | ||
| メイキング・スチール | 嘉村 直樹 | ||
| 脚本協力 | 仲間 大哲 | ||
| 英語字幕 | Lushani |
上映履歴・受賞履歴
| Fukuoka Short Film Award 2026 優秀賞 |


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