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ミヌとりえ
MINWOO AND RIE

9月7日(土)13:00~15:10ドラマ
推しコメント

韓国の群山。りえは亡くなった祖父が書いた紙を届けるため福岡からやって来る。
ゲストハウスのミヌがりえに協力するが、二人は次第に日本統治時代の事を知っていく。
優しく穏やかで静かな映画。二人の姿に監督の想いを感じる。

あらすじ

亡くなった祖父が残した手紙を携え、韓国の群山という町にやって来た日本人のりえ。 群山は祖父の故郷であり、昔建てられた日本式家屋がまだ残っている町である。 りえは祖父が書き残した手紙の受取人である木村敬子という人を探そうとする。 しかし手紙に書かれていた住所は古い住所であったため、簡単には見つからない。 それに木村敬子という人物がまだその住所に住んでいるのかも分からない。 それでもりえはゲストハウスで出会った韓国人の青年ミヌの助けを借りながら、手紙を届けるために木村敬子という人物を探して歩き回る。 そしてりえは日本統治時代の群山に暮らしていた祖父の秘密を知ってしまう。

キャスト

りえイ・ジス
ミヌペク・ゴニ
ジュウォンイム・ジヒョン

スタッフ

撮影チョ・ソンウ
制作キム・ヨンソク
助監督キム・スリム
演出部チョン・ジェヨン、イ・ギル
制作部ハン・ジェテク、ミン・ソジョン、キム・ウォンボン、ミョン・セジン
撮影部ヤン・ジウン、キム・インソク、チェ・ジョンミン、チョ・ヨンジュン
照明イ・ヨンイン
照明部ク・ソンホ、オ・ソンテク、ソン・ジホ
美術イ・ジョンア
絵画作家ホン・チェヨン
編集ク・ユンジュ
整音/音響ホン・スルギ
フォーリーアーティストチョン・ナウォン
音楽ノ・ヨンシム

作品データ

制作年2022年
韓国
上映時間26.18min

監督プロフィール

全辰隆 - Jinrung CHUN

全 辰隆 / Chun Jinrung

秋田県秋田市出身、在日韓国人3世 1989年12月21日生まれ 。
ソウル国立大学 (Seoul National University, Korea) 西語西文学部 卒業。韓国芸術総合学校 (Korea National University of Arts, Korea) 専門社(修士課程)映画科 演出専攻 卒業。高校生の頃に韓国語を学ぼうと韓国映画を見ているうちに映画を好きになる。 秋田高校を卒業後、韓国語と韓国の文化を学ぶため渡韓。その後ソウル大学に進学、自ら映画を作りたいと思い、在学中に映画サークルに加入し映画制作を始める。 本格的に映画制作を学ぶため、韓国芸術総合学校へ進学し映画演出を専攻する。現在は東京在住。

監督コメント

日本が韓国を支配していたのは私が生まれる前の出来事です。しかし支配構造が生んだ傷はまだ癒えてはいません。では過去の加害と被害の関係を改善するためにはどうすればいいのでしょうか?直接関連していない若い世代はどうすればいいのでしょうか?日韓関係だけではなく人類の歴史は加害と被害の連続でした。悲劇を繰り返さないために過去とどう向き合い、どう未来に繋げればいいのか…そんなことを考えながら作った映画です。

受賞歴

2024年熊谷駅前短編映画祭2024
2023年東京インディペンデント映画祭:準グランプリ
彩の国市民映画祭2023
ボーダーレス映画祭2023
西湘映画祭2023
ジョイフル三の輪商店街映画祭2023
Larkspur International Film Festival(韓国):脚本賞
唐津演屋祭:銀賞、観客賞
Love & Hope International Film Festival(バルセロナ) :Best International Short Film
NewYork Japan CineFest 2023
NEW YORK INDIE SHORTS AWARDS 2023
ちば外房映画祭: グランプリ
知多半島映画祭2023
Chandler International Film Festival 2024 (アメリカ)
MIRADA CORTA Short Film Festival 2024 (メキシコ)
沖縄NICE映画祭2024 :グランプリ
2022年ジャパンワールド映画祭:グランプリ、観客賞、脚本賞
サンディエゴ国際映画祭2022(アメリカ)
Sinchon Image Festival(韓国) :グランプリ
山形国際ムービーフェスティバル:グランプリ