製作データ 2021年/日本・福岡県太宰府市/28.57min
ディレクター ディレクター:日高真実(HIDAKA MAMI)
企画・撮影:仲信達也(NAKANOBU TATSUYA)
出演 宝満山ヒキガエルを守る会:
渡辺利久男、渡辺ひとみ
森田正嗣、田中明
末永邦夫、小西信二
スタッフ ディレクター:日高真実(HIDAKA MAMI)
企画・撮影:仲信達也(NAKANOBU TATSUYA)

あらすじ

九州一登山者が多いとされる、太宰府市の人気スポット・宝満山。山頂を目指すのは、人間だけではありません。私たちが出会ったのは、体長わずか1cmの登山者たち。その正体は、カエルです。5月下旬、手足が生えたばかりの数万匹の子ガエルたちが、ふもとの池で一斉にスタートを切ります。人間のサイズに例えると、カエルにとって宝満山は、エベレストの10倍もの大きさです。さらに山中では、人間に踏んづけられたり、溝に落ちてしまったり・・・頂上に辿り着く者は、ごくごくわずか。そんな子ガエルたちを山仲間のように見守る、宝満山ヒキガエルを守る会の人々とカエルたちの、ひと夏の冒険です。

予告編

プロフィール

ディレクター
日高真実(HIDAKA MAMI)
1995年 熊本県出身、福岡県在住。ディレクター。民放局の報道番組で特集を中心に担当。過去に約6年勤めたケーブルテレビ局では、山登るカエルから刑務所の取り組みまで、幅広い題材でドキュメンタリーを手掛ける。九州番組コンクールや映像祭で過去4作品グランプリ受賞。全国番組アワードでは新人賞やNHK WORLD-JAPAN賞などを受賞し、英訳版の作品が160カ国で放送される。

企画・撮影
仲信達也(NAKANOBU TATSUYA)
1983年、広島県出身。
ケーブルテレビ局でドキュメンタリーを制作する傍ら、映像作家としてショートフィルムやアートのドキュメンタリー撮影もしている。これまでに、千年続ける事を目指すアートプロジェクト『くすかき-太宰府天満宮-』の記録映像を14年間残したり、熊本県津奈木町の「海渡り」を映像化したりしている。本招待作品は九州番組コンクールグランプリ・全国番組アワード優秀賞・地方の時代映像祭で選奨を受賞している。

コメント

「山を登るヒキガエルがいる」という、不思議な情報を聞き、好奇心の赴くままに山を訪れたのが、始まりでした。 目にしたのは、約2ヶ月もかけて山頂を目指す、子ガエル達と、子供のように目を輝かせながらカエルを見守る地域の人達です。 とくに惹かれたのは、自分たちを「変わり者」だと笑いながらも、カエルたちの不思議を追いかける人々の姿でした。 山を登るカエル達と、そこに携わる人達の姿を残したいと思い制作しました。

地域招待プログラムとは

地域の文化振興を目的とし、映画祭会場がある六本松地域の方々に対して無料ご招待いたします。
地域招待プログラムのチラシを持参、または該当地域(六本松・草香江・谷・梅光園)の居住が確認できる身分証を窓口でご提示ください。