製作データ 2021年/日本/66.00min
監督 中村 義洋(NAKAMURA Yoshihiro)
足立紳(ADACHI Shin)
窪田将治(KUBOTA Shoji)
出演 中村組「リアクション・マスター」
松木大輔 中垣内彩加 望月めいり 廣田琴美 金城大和

足立組「しちゃったね」
仁科かりん 横江泰宣 中野歩 宮地真緒 西村佳祐 田中偉登

窪田組「パッション・ゲーム」
遠山泰市 財田ありさ 穴田結海 白戸達也 安倍乙
スタッフ 助監督:高原一
脚本:中村義洋,足立紳,窪田将治
プロデューサー:窪田将治
撮影:西村博光
録音:大塚学
作曲:與語一平
編集:窪田将治,澤井祐美

あらすじ

「稽古場」を舞台に3人の監督が紡ぎ出す連作短編映画。
足立監督作『しちゃったね』はオーディションを舞台に元カノとの再会物話、中村監督作『リアクション・マスター』はワークショップを舞台に人間の悲喜交々を描き、窪田監督作『パッション・ゲーム』は売れないアイドルグループの解散話を「稽古場」を舞台にリアリティを持たせながらストイックな演出で魅せていく。

監督コメント

コロナ禍で悶々と辛い日々の中、中村義洋監督と足立紳監督と私と「稽古場」を舞台に短編映画を創りました。
三作品とも個性豊かで出演した俳優部も魅力的に映り、自信を持ってお披露目できるかと思います。観てくれる方が少しでも元気になって貰えれば嬉しく思います。
(プロデューサー兼監督:窪田将治)

監督プロフィール

中村義洋
1970年8月25日、茨城県出身。 93年、大学在学中に8ミリで撮った短編「五月雨厨房」が、ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。 大学卒業後、崔洋一、伊丹十三らの助監督として現場に参加。 99年『ローカルニュース』で劇場映画監督デビュー。その後、『刑務所の中』『仄暗い水の底から』『クィール』 など、話題作の脚本も手がける。2007年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で新藤兼人賞・金賞を受賞。 その後の作品に『チーム・バチスタの栄光』(08)『フィッシュストーリー』(09)『ゴールデンスランバー』(10)『奇跡のリンゴ』 (13) 『白ゆき姫殺人事件』(14)『殿、利息でござる!』(16)『忍びの国』(17)『決算!忠臣蔵』(08)など。

足立紳
1972 年、 鳥取県出身。 日本映画学校 (現 ・ 日本映画大学) 卒業後に相米慎二監督に師事。 助監督、 演劇活動などをへてシナリオを書き始める。 脚本家として日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞した 「百円の恋」 (2014) を始め 創作テレビドラマ大賞 「佐知とマユ」 (2013) 「嘘八百」 (2018) 「嘘八百 京町ロワイヤル」 (2020) など。 映画監督としては 2016 年に 「14 の夜」 を発表。 東京国際映画祭 ・ 日本映画スプラッシュ部門に出品。 2019 年には 「喜劇 愛妻物語」 が東京国際映画祭 ・ コンペティション部門にて最優秀脚本賞。最新作「アンダードッグ」(2020)は映画版・連ドラ版ともに配信中。

窪田将治
1974年宮崎県出身。 1997年日本映画学校卒。在学中には脚本家・池端俊策氏、映画監督・細野辰興氏に師事。 卒業後、自主映画制作の傍らミュージックビデオの演出やファッションショーなどの映像演出を手掛ける。2006 年に『zoku』で劇場映画デビュー。2009年には女子プロレスを題材にした映画『スリーカウント』で長編映画 デビューを果たす。 2010年『失恋殺人』(主演:宮地真緒)、2011年『CRAZY-ISM クレイジズム』(主演:馬場良馬)、 2012年『僕の中のオトコの娘』(主演:川野直輝)と3年連続でモントリオール世界映画祭“Focus on World Cinema”部門に正式出品されるという快挙を達成し、海外でも高い評価を受けた。2021年4月には「裸の天使 赤い部屋」「聖なる蝶 赤い部屋」の2作品がシネマート新宿にて公開。

予告編