森勲(25)調布の街を徘徊し、映画館に辿り着く、映画館では土井雅樹(24)山野理麻(19)と会うことになる、三人は意気投合し勲の家で宅飲みをすることになる。
不意に理麻は、疾走した自分の兄の身を案じていた、徐々に理麻に思いを寄せ始める雅樹、兄探しを提案する。
少ない情報、三人はまず海に向かった、海辺で勲は二人とはぐれてしまう、勲は奇妙なサックス吹きと出会う。
雅樹は理麻に恋心を抑えられない程に開花させていた。神社ではそれぞれの願い事を唱える。
山に行くと勲が気を使い、雅樹は理麻と二人きりにする、そして雅樹は至福の時を過ごす。
勲が奇妙なサックス吹きに浜辺で会ったことを皆に伝える。三人は再び海を目指し、そこで理麻は兄と再会するのだった。
監督のコメント
この映画は、脚本をあえて最低限のラインに持っていき、その分、音楽や映像に集中して楽しんでもらうというのがコンセプトでした、特に演出、セリフ、音楽、ロケーションにこだわりました。あまり深く考えず、視覚に入る映像や音に身を委ねてリラックスして見て下さい。
監督の経歴
2010年、バンタンデザイン研究所に入学し映像を学ぶ、
夏に自主制作「人間発電所」を完成させ、その後、新潟しゅわる映画祭上映作品に選出される、
2作目である本作は3月に撮影を開始し、6月「illmatic modernism」を完成させる。
スタッフ一覧
監督・脚本 ムサシ=ロッソ |
【映像協力】 京都大学宇宙総合学研究ユニット(磯部洋明) 京都大学大学院人間環境学研究科(阪上雅昭) 京都大学火山研究センターの皆さん |
平野監督の作品一覧
作品名 | 監督名 | 上映時間 | 制作年 | 字幕 | |
Illmatic modernism | ムサシ=ロッソ | 29.57min | 2011 |