すみれ

SUMIRE

栗原光男

MITSUO KURIBARA

上映時間 : 115min

制作年 : 2012

認知症の妻を持つ定年高校国語教師の家族、親戚、友人との交流と人間模様。
モーツアルトの歌曲「すみれ」が主題歌であり、映画で重要な役割をはたす。

  

監督のコメント

登場人物の人間模様。特に会社社長、学生等の人間描写。さらには主人公の内面を
表す夢の場面、妻の乱心、などが微妙に、複雑に、リズミカルに絡み合って、映画は軽快
に進展します。さらに、モーツアルトの歌曲中、最高傑作とされている、「すみれ」の歌唱の
後にくる映画最大の見せ場、そして最後の静寂と、映画は流れるように終わってゆきます。

監督の経歴

 若い頃から映画制作に燃えている。平成9年に自主映画「春になれば」を、平成10年に
「パフォーマンスセンター・ミッドナイトゴールド」を完成させた。特に、長編映画の制作に情熱
を注いでいる。
  監督ではアラン・レネ、ミケランジェロ・アントニオーニ等の作品に特に傾倒している。しかしながら
やはり圧倒的に影響を受けているのはアメリカ映画である。中でもラオール・ウオルシュやハワード・
ホークス、ジョン・フランケンハイマー等が好きである。

スタッフ一覧

監督  栗原光男
脚本  栗原光男
制作  前澤雅彦
撮影  森信夫
     E. YAMAMOTO
美術  松本聖子
音楽  阿部美奈都
     瀬尾真理
     島内菜々子
     楯岡正道

 

栗原監督の作品一覧

  作品名 監督名 上映時間 制作年 字幕
すみれ 栗原光男 115min 2012