曇り時々セカイ
Sometimes cloudy world
小松 亮介
Ryosuke Komatsu
上映時間 : 39.20min
制作年 : 2014
地元を離れ一人暮らしをしている牧野 雄太は学費を稼ぐために交通誘導の仕事をしている。
趣味は写真で休日など時間があればよく写真撮影も行っていた。
そんな雄太は最近気になる女性がいた。
それは通勤途中で毎朝見かける公園で発声練習をしている自分と同じ年くらいの名も知らぬ女性だった。
ある日、雄太は上条という同僚とペアを組み仕事をするようになる。
上条は勤務態度もあまり良いとはいえず、その上酒癖が悪く飲酒運転も平気で行う人物であり、雄太は上条を敬遠するようになる。
ある朝、雄太は通勤途中の公園に目を向けるといつものそこにいる発声練習をしている女性の姿はいなくなっていた。
その後、雄太はテレビで信じられないニュース目の当たりにする…。
監督のコメント
世界には理不尽な事件・事故が多々あります。
メディアではそれらの非難や改善といったものを訴えていますがそれらは意識を持たず自分の身に降りかからない限り、「他人事」すぎず、ブラウン管だけの世界にすぎません。
この物語では、ごく普通の一人の青年の目を通し、SNSなどで犯罪自慢を公開し道徳の崩壊や自分には関係ないと思う世間が広まる中、この作品を提示したいと思いました。
監督の経歴
1987年生まれ 愛知県豊橋市出身
幼少期から映画に興味を持つ。
高校在学時、映画研究部の部長を務め数々の自主制作映画を撮影する。
高校卒業後、東放学園映画専門学校に入学。映画の演出、制作術を学ぶ。
専門学校卒業後、地元に戻り2014年「曇り時々セカイ」を撮影、完成させる。
スタッフ一覧
監督・脚本・撮影・編集:小松 亮介 |
●キャスト |