Happy End への選択肢
The choice to Happy End
野村 彰宏
Akihiro Nomura
上映時間 : 36.00min
制作年 : 2013
もし、人生をやり直せたら・・・もし、恋愛をやり直せたら・・・
誰もが願う“If”の世界をシュミレーションできるPCプログラムを、偶然手に入れた主人公のルカ。
半信半疑な彼は、そのプログラムで最近妙に仲がいい女友達との恋愛をシュミレーションしてみると、まさに現実でシュミレーションと同じような結果が得られた。
そこで、今朝街で見かけた、自分の就職活動先の女性社長と思われる、綺麗な女性(ニイナ)との恋愛をシュミレーションし始める。
ルカはシュミレーションで出会いを何回もやり直して、ニイナと付き合い始める。しかし、ルカが恋愛を急いでしまった為、二人の仲は急速に縮まったが、逆にニイナは徐々に良心の呵責に苛まされていき、Bad Endを引き起こしてしまう。
「何がいけなかったんだろう?」とルカは、プログラムを起動し直し、自分の言動を変えてシュミレーションし直す。
「もしも・・・もしも、あの時・・・」と、シュミレーションの分岐点を変更する事で活路を見出そうとするルカ。
ニイナとの恋愛がHappy Endになるまでシュミレーションを繰り返そうとするが・・・果たして彼にHappy Endは訪れるのか!?
監督のコメント
この作品は自分や周りの人の恋愛をモチーフにしつつ構想3年、製作2年、編集2年かけた自信作です。
恋愛を、架空世界と現実の2パターンの映像で構成する事や、シュミレーションとして時間軸を繰り返す事で、多面的に考えれるように表現しました。
また、登場人物の言動は、全て実存主義哲学者代表格の5人の世界観をモチーフとしており、彼らの恋愛模様によって視聴者各々の恋愛感が浮き彫りになるように工夫しました。
監督の経歴
大阪芸術大学映画研究部で映画制作を学ぶ。
大阪芸術大学卒業後、株式会社毎日放送(大阪)、中部日本放送株式会社(名古屋)で映像製作の仕事に携わる。
退職後、杏林大学医学部に転進しつつも、早稲田大学映画研究会にて自主映画制作を邁進する。
スタッフ一覧
助監督:柴田 充 |
出演者1:藤島 克成 |