タカハマ物語2
心のツバサ
TAKAHAMA STORY WINGS OF THE HEART
加藤 行延
YUKIHARU MASE
上映時間 :119.32min
制作年 : 2016
「高浜市にアイドルグループを作ります」市長のその一言から物語は始まる。
街中の少女が目を輝かせる中、そんなアイドルには無関心な本郷元(はじめ)は中学3年生。
ある日、美月という少女が元のクラスに転校生としてやってくる。
顔を見合わせるふたり。
実は二人は5年前、夏を一緒に過ごしていたのだ。
5年前の夏、ふたりは夏の思い出にお寺の木の根元に「宝物」を埋めていた。
再会した時に掘り起こす約束をして。
そして元と美月は5年ぶりにその宝箱を掘り返した。
その日から元の周りに小さな異変が起こる。
やがて元の前に「澪(みお)」と名乗る少女が現れる。
元は思い出す。
5年前、美月と過ごしたあの夏に澪という少女がいたことを。
そしてその夏彼女が亡くなっていたことを。
一方、高浜初のアイドルグループは「鬼コン」でのステージに向けて練習の日々を送っていた。
「鬼コン」本番を数か月後に控え市長が見学にやってきた。
しかしそのあまりに酷い出来栄えに「鬼コン」の出場を見合わせるように告げられる。
「人形小町」のファーストステージはどうなってしまうのか?
5年前に亡くなった澪はなぜ「霊体」として現れたのか?
少女たちのたちの交錯する想いの行き先は?
予告編
監督のコメント
高浜市の市民スタッフ・キャストで製作した「タカハマ物語2 心のツバサ」!
スタッフ・キャスト全てを市民の手で行う真の意味での「市民映画」がつくれたと自負しています。
もちろん、映画自体、誰が見ても面白い、映画の魅力をギュッと詰め込んだエンターテイメント作品に仕上がっています。
ぜひご覧ください。
監督の経歴
日本映画監督協会会員、映像制作プロダクション ビジュアルプロデュース TACT代表、NPO法人チャンネルDaichi理事長、中京大学 現代社会学部映像メディア技法非常勤講師。
地域を題材とした作品を多く手掛け、2012年、愛知県刈谷市のケーブルテレビ局キャッチネットワークとの共同制作「いつか見た夏の日」(100分)を発表。
その他作品として、
2005年「きらら」(40分)、2007年「それ行け!ドラマチック放送局」(60分)、2010年「スケッチブック」(70分)、2011年「MIHO」(40分)、2015年「琥珀のような空」(120分)
スタッフ一覧
出演者 |
脚本:加藤 行延 |