提供元:ポレポレタイムス社
1000年前、沖で難破した船を助けたことから農耕がもたらされ、子孫が栄え、現在に至るまでいのちをつないできた山口県上関町祝島。暮らしやすい環境とは決していえない中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、 分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。 「海は私たちのいのち」と島の人は言う。1982年、島の対岸に原子力発電所の建設計画が持ち上がった。祝島の人々は、以来28年間反対を続けている。原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。いのちをつなぐ暮らし。祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。
上映後に大久保千津奈(撮影)&井口正俊(日時計の丘・代表)による
ゲストトークを行います。
ゲストトークについて
【第19回 JSC賞】(日本映画撮影監督協会)を受賞されました大久保千津奈さん(撮影)をお迎えして
井口正俊(日時計の丘・代表)との座談会を行います。
この座談会では、重要な仕事でありながら、なかなか陽の目を見ない地元九州の自主ドキュメンタリー映画と制作者にスポットをあて学ぶことで、これからの記録映画制作のヒントを得られればと思っています。
ゲスト:岩永勝敏(諫早湾を撮り続ける記録映画作家) 司会進行:児玉公広
左:纐纈(はなぶさ)あや監督 右:大久保さん(撮影)
スタッフ一覧
監督:纐纈(はなぶさ)あや プロデューサー:本橋成一 撮影:大久保千津奈(KBC映像) 編集:四宮鉄男 音響設計:菊池信之 ナレーション:斉藤とも子 絵「祝島」:西村繁男 グラフィックデザイン:森デザイン室 パンフレット編集:近藤志乃 製作デスク:中植きさら 制作:石川翔平 製作統括:大槻貴宏 |
協力 祝島のみなさま KBC映像 祝島島民の会 映画「祝の島」を応援する会
製作:ポレポレタイムス社 |
「日時計の丘」について
福岡市の中心部から車で約40分。南区柏原の高台に立つ日時計の丘は、
絵画ギャラリーと音楽ホール、図書館の機能をあわせ持つ小さな施設です。 |
纐纈あや監督の作品一覧
作品名 | 監督名 | 上映時間 | 制作年 | 字幕 | |
ある精肉店のはなし(仮) 予告編 | 纐纈あや | - | 2013 | ||
祝の島 | 纐纈あや | 105min | 2009 |