さくらになる
SAKURA
大橋隆行
TAKAYUKI OHASHI
上映時間 :78.00min
制作年 : 2017
〜桜の樹の下には屍体が埋まっている〜
人体から桜が咲き、桜になって死んでいくという謎の病が蔓延した世界。
一時は桜の花粉を体内に取り込むことが原因ではないかという噂が流れ、
人々はマスクをして過ごしていたものの状況は改善されず花粉原因説は否定されることとなった。
原因も対策も不明のまま時間は過ぎ去り、マスクをして過ごす人の姿も街から消え、
いつしか人間が桜になって死んでいくことは日常となっていた。
病気の蔓延から数十年。
生まれた時からすでに桜病が蔓延した世界で育った紗綾と翔太。
ある日、紗綾のもとに母が行方不明になったという電話が掛かってくる。
紗綾は数年ぶりに実家へ帰ることになるのだが・・・
監督のコメント
暖かい話と捉える方、暗い話と捉える方、観た方によって180度違う反応の帰ってくる作品です。
作品内でも根本的なところはあまり説明していないので想像を膨らませながら観てください。
皆さんがどう感じたか、どんなメッセージを受け取ったかぜひ聞かせてもらえたら嬉しいです。
予告編
監督の経歴
大学在学中に友人と脚本を共同執筆したことをきっかけに映画作りを始める。
2014年制作の押し入れ女の幸福がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてグランプリを受賞したほか国内映画祭で多数入賞・入選を果たす。
不思議な世界の日常を描くことが好き。
スタッフ一覧
出演者 |
助監督:森田博之・原啓仙
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